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人材の採用・育成 シリーズ 第2回 《 企業が採用時に求める能力 》
第1回では、「就職する者が仕事に求めていること」と題しまして、掲載いたしましたが、今回は企業が採用時に求めるものと題しまして、書いてみたいと思います。
「企業が採用時に重視する能力」を「人」、「課題」、「自分」をそれぞれ対象とした以下の3つの分野に属する能力が共通して挙げられるものと考えられます。
- ・人との関係を作る能力
(例)コミュニケーション能力、協調性、働きかけ力 等
- ・課題を見つけ、取り組む能力
(例)課題発見力、実行力、創造力、チャレンジ精神
- ・自分をコントロールする能力
(例)責任感、積極性、柔軟性
こうした職場等で求められる能力については、人との接触の中で仕事に取り組んでいく上で必要な能力であり、基礎学力などと並ぶ能力として、従来から多くの人々や企業の間で意識されてきました。しかし、その能力の具体的な定義や育成のための方法等については、半ば「常識」のレベルの事柄と見られ、あまり明確にはされてきませんでした。
このような能力が、子供が大人になるプロセスで、家庭や地域社会の中で「自然に」身につけられるもの、との認識が一般的であったことが大きな理由であったのではないかと考えられる。
こうした観点から、職場で求められる能力を定義すれば、「職場や地域社会の中で多様な人々とともに仕事を行っていく上で必要な基礎的な能力」とすることが可能であり、社会の中で人と触れあうことを前提としていることから「社会人基礎力」と名付けることが妥当です。
さてこの『社会人基礎力』について、次回、触れてみたいと思います。